「脱毛したら脇の匂いって消えるって聞いたことあるけど本当?」「ワキガ対策になるの?」と、脇の臭いについて悩む際に、脱毛との関係性についても気になるかとも多いと思います。
ちょっとした期待で、脱毛でワキガが治ってくれたら無駄な毛も無くなって一石二鳥だよね
そこで本記事では、脱毛とワキガの関係性について記していきます。
結論:脱毛はワキガ対策に効果的です
結論として、脱毛はワキガ対策に効果的です。
これは、まずワキガの仕組みから理解していく必要があります。
その理由
まず、ワキガ臭とは、アポクリン腺からでる汗の量により脇の匂いが変わり、「臭い」と感じるのが原因となります。(詳しくは下記記事にて記しています。)
そして脱毛ににより下記のような効果があり、これが結果的にワキガ臭への対策となります。
- アポクリン腺の機能が弱まる
- 肌が綺麗になる
- 肌への刺激が少なくなる
それぞれについて記していきます。
アポクリン腺の機能が弱まる
脱毛のライトの熱により、汗腺(アポクリン腺)の機能が弱まり、ワキガの原因となる汗の量が減ります。そのため、ワキガ臭が発生しづらくなります。
そのため熱が特に強い医療用脱毛は、よりワキガ対策に効果的です。
肌が綺麗になる
ワキガはアポクリン腺から出る「常在菌」の分解により発生し、湿ったところでは増えやすくなります。ただ脱毛を行うことで、脱毛をした部位の衛生面が良くなり、毛がなくなるため、ムレにくくなり、「常在菌」の発生を抑えることができます。
よって根本的な原因である「常在菌」が発生しづらくなることで、ワキガへの対策につながります。
肌への刺激が少なくなる
毛を剃ることで、肌(アポクリン腺)が刺激されて、ニオイの原因になる汗が出やすくなります。
ただ脱毛をすることで、その毛の処理が必要なくなるため、肌への刺激が抑えられ、ワキガへの対策につながります。
脱毛をすることでむしろワキガがキツくなるって本当?
脱毛がワキガに対して効果的というのとは逆に、「脱毛をすることでむしろワキガがキツくなるのでは」という話をどこかで聞いたことがあるかもしれません。
結論、基本的には脱毛によりワキガが促進されることはありません。
これは医療用脱毛の仕組みとして、脱毛は肌や汗腺に対してレーザーを当てるのではなく、毛根に対してレーザーを当てるのです。そしてレーザーは毛根にあるメラニンを検知し、レーザーを当てていきます。
よって、そのワキガが促進されるような要因にはなりえません。
ただ脱毛をすることで間接的に汗の匂いが気になる、という場合が出てくる場合も考えられます。
これは脱毛をすることで毛がなくなり、通常であれば毛が汗を吸収し流れるのを防いでいたのが、直接汗が肌に触れるためとなります。そして夏などに脱毛をした場合は汗の量が今まで以上に出て、これが結果として今まで以上に「匂う」と感じる場合があります。
ただ脱毛をすることで、汗の量自体が増えることはありません。
また、ワキガ対策に脱毛は効果はあるものの、「脱毛自体をワキガの対策のためにする」とは認識がずれますので、もしもワキガ対策を直接したい、という場合はきちんとワキガ手術などを行いましょう。
脱毛をしたことでワキガがキツくなった、と感じた場合の対処法
もしも脱毛をしたことでワキガ臭がキツくなったと感じられる場合、下記の対応を検討しましょう。
- 汗をよく拭く
- 毛穴の汚れを落とす
- ワキガ対策の手術を行う
汗をよく拭く
前節でも説明した通り、汗の量が増えたと感じる場合があり、これにより匂いに敏感になっている場合が考えられます。
その場合は、汗拭きシートなどできちんと汗を拭くようにしましょう。今までは必要がなかったとしても、脱毛をすることで今までに必要なかった対策も必要となることを覚えておきましょう。
普段から持ち運べる携帯用の汗拭きシートがおすすめです。
毛穴の汚れを落とす
脱毛後の肌は毛穴がむき出しになっているため、毛穴が汚れると悪臭を引き起こす原因になってしまう場合があります。
そのため脇に蒸しタオルを当て毛穴を開かせ、石鹸やボディソープを泡立てて脇にやさしく塗り込んでいきましょう。これにより、毛穴の汚れを落とすことができます。
ワキガ対策の手術を行う
先ほども説明した通り、「脱毛はワキガ対策のために行う」という認識は間違っており、あくまでワキガに対して効果的ではある、という結論であるため、根本的なワキガの対策を行いたい場合は、きちんと手術などを行いましょう。
ワキガに対しての手術については別記事にて説明しておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。
脱毛とワキガに関してよく聞かれる質問
最後に、脱毛とワキガに関してよく聞かれる質問について記していきます。
- 脱毛とワキガ治療を両方とも行いたい場合、どちらを先に行うべきでしょうか。
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先にわきが治療を受けることがおすすめです。理由としては、ワキガ治療の副次的な効果として「わき毛が減る」というのがあるため、少ない回数で脱毛を完了することができることにつながる可能性があるためです。
- もしも自分では気づかずにワキガであった場合、脱毛をしにいくのが恥ずかしいですが、どうしたらいいでしょう。
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日本ではおよそ10人に1人がワキガであるため、そこまで気にする必要はありません。脱毛をしているところでも、ワキガの人を多くみてきています。
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